episode 10

“ PSYCHE ”

「 プシュケ 」

 

“プシュケ” とは、古代ギリシア語で元々は息(呼吸)を意味し、転じて「生きること(いのち、生命)、「心」や「魂」を意味するようになった言葉である。

 

また、プシュケとはギリシア神話に登場するキューピッド(別名アモールamour, エロスeros)と苦難を乗り越えた末に結ばれ、人間から神になる娘の名でもある。

 

ここでは抽出したコインの表裏をプシュケの「人間の姿」と「神になった姿」として表した。

 

(コインに描かれた実際のモチーフは、横顔:ニンフ・妖精、有翼の座した女性:ニケ・勝利の女神といわれています。)


[design / デザイン]

ローマ時代(2-3c)の古いコインを型取りし、表裏それぞれを正面に配置しINDIVIDUALISM/DIVIDUALISMのマークを刻印。

コインの表裏のデザインを2本1セットにした「2 in 1 Ring」。

プリミティヴとモダンを兼ね備えたデザイン。

お二人でシェアしてペアリングとしての使用も。