「考古樂研究室」内田 輝

考古樂研究室
内田 輝

2024年5月5日(日)〜5月28日(火)
12時〜19時(日曜、月曜、火曜のみ営業)

展示
清水寺(白)と神代杉(黒)のクラヴィコード
製作中のクラヴィコード
製作平面図とテキスト
写真と映像

この度 MUTTE 3F salon the Roomにて内田輝氏が立ち上げた「考古樂研究室」によるクラヴィコードの展示と演奏会を開催いたします。「考古樂研究室」は内田輝氏によって立ち上げた研究室です。その由来は、“楽器は古の響きを再現でき、その時代の人間とほぼ同じ感覚を共有できます。そういう意味で楽器は生きた考古学であります。古の響きから今に伝えるべきことを楽器を通じて研究したいと考えています。”

会場では清水寺(白)と神代杉(黒)のクラヴィコード2台をはじめ、さらに製作途中のクラヴィコード2台も同時に展示します。製作背景、木の表情、音色、音量の違いなど実際に感じていただけます。さらに内田氏がクラヴィコード製作に伴いおこした平面図やテキスト、写真や映像の資料なども日本で初めての展示発表となります。14世紀に作られたとされる楽器に思いを馳せながら過去と現在、そして未来を想像することで、この時代にまた新たな価値観と現象が湧き上がると信じています。


【 演奏会 】
考古樂研究室 内田輝によるクラヴィコード演奏会
5月5日(日)
17:00-18:30 / 5,000円 / 定員6名
19:30-21:00 / 5,000円 / 定員6名

【 沈黙の中で 】 
クラヴィコード自由演奏 +トーク (考古樂研究室×salon“the Room”)
5月6日(月・祝) 
18:30-21:00 / 5,000円 / 定員10名
時間内は自由に出入りできます。1Fでドリンクワンオーダーして頂き3Fお好きな場所でクラヴィコード演奏をご自由にお聴きください。演奏中は会場内での会話はご遠慮ください。演奏会ではございませんので即興で演奏し、途中トークを交えます。お気軽にご参加ください。

【クラヴィコードと茶】
考古樂研究室 内田輝によるクラヴィコードの音色と万yorozu 徳淵卓による茶の饗宴
+トーク(考古樂研究室×万yorozu 徳淵 卓×salon“the Room”)
5月8日(水)
13:00 - 15:00【内田輝 × 徳淵卓】/ 10,000円 各回6名
17:00 - 19:00【内田輝 × 徳淵卓】/ 10,000円 各回6名


[ご予約について]
2024年4月22日土曜日 20:00より
メールにてご予約を受け付けております。


内田 輝 / Akira Uchida
音楽大学卒業後、サックス奏者として活動。2008年、ピアノ調律を吉田哲氏に師事。音の研究と共に国内外のジャズピアニストの調律を担当する。2015年、鍵盤楽器製作を安達正浩氏に師事。14世紀に考案されたクラヴィコード (鍵盤楽器) の製作を始める。2021年、音羽山清水寺のプロジェクト「FEEL KIYOMIZUDERA」の一環として役目を終えた本堂舞台板からクラヴィコードを製作し奉納。本堂を舞台に奉納演奏を行う。自ら楽器を作り、音を調律し、音楽家であること、この流れを大事にしてゆるぎない現象である音を聴き、自らを調律し続けること。自分を伝えるのではなく、音楽の素晴らしさを伝える者でありたい。
https://www.instagram.com/akira_uchida__/

万yorozu 茶司 徳淵卓
1977年生まれ。2012年、福岡県福岡市中央区赤坂にて、「万 yorozu」を開業。厳選した日本茶と菓子、そしてお酒を楽しむ茶酒房として人気を集めている。日本茶を通して世界に日本の伝統文化を伝える活動にも携わり、さまざまな分野の人々とのコラボレーションも行なっている。2019年、世界のベストレストラン50や世界のベストバー50などを発表しているイギリスの50 Bestによる新カテゴリー「World Best 50 discovery」に選出される。
https://www.instagram.com/yorozu.tea/

Next
Next

SATOMI KAWAKITA JEWELRY Order Fair